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もうホントにしゃれにならん

後輩に、久しぶりに電話をかけた。
半年振りくらいかな?
や、正月以降一回くらい連絡あったかも。
いずれにせよそんな間柄で、だいたい他愛もない話をして終わる。

んで、今回も、そいつがハマッテルゲームのことを
気軽に聞こうと思って携帯電話した。

電話かけたら出なかったんで、しょうがないので一度きったら
ソッコーで、向こうからかかってきた。

電話を取って、
”んだよぉー 一回で出ろよぉー 仕事か?”
なんて言おうと思ったら、知らない女のヒトの少し甲高い声で
”先ほど電話をかけた方ですか?”などと言ってきた。
”あれ?? 携帯番号変えたんで、知らないヒトにかけっちった”と思い誤ろうしたら、
その女のヒトは、後輩のかーちゃんだという。

”実は、息子は4/9にくも膜下で死にまして・・・
失礼ですが、どういうご関係ですか??”

・・・・・・・・・

もうね、なんといっていいやら・・・・
彼の実家は静岡なんだけど
49日には甲府のあるお墓に納骨だという。

彼は、神奈川でひとり暮らししていて、息子の交友関係なんか
とうぜんながらわからないから、携帯電話は、生かしておいたんだそうだ。

とりあえず、なんと言っていいかわからなくて、
”はぁ・・”とか、”えっと・・”みたいの連発して、
電話を切った。

だいたい、親より早く死ぬっつーのは、それだけで親不孝な事だ。
あまり思い出したくない事の一つだと思う。
でも、彼の携帯がなるたびに、かーちゃんは、息子の死んだこと思い出すんだなろうなぁ と思うと、
知らなかったとわいえ彼の携帯に電話したことをすごく後悔をした。

かーちゃんももちろんつらいが、死んだ後輩本人もなぁ・・・
もうなんつーか、”ご冥福をお祈りいたします。”
とか、そんな定型文章を書くと、すごい嘘っぽくて嫌なんですが、
じぁ ほかになんか言える?と問われると、なにも言えない事に
今気がつきました。

という 5/16金 夜の出来事でした。